渡部税務会計事務所

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よくある質問

税務FAQ

会計上の利益はでているが、預金が減少する主な理由は以下の通りです。
 
(1)在庫の増加             
(2)売掛金の増加
これはお金がモノに変わっていることが原因です。

(3)前期法人税等の税金の支払
(4)買掛金・未払金の減少
これは早くに支払をしていたり、前期分の支払が多いことが原因です。


(5)借入金の元金の返済
これは経費にならないものへの支出があることが原因です。


などが考えられますが、中小企業では特に(1)(2)(5)に注意が必要です。

なるほど。一時赤字になるのだから借入をしてその月をしのげば・・・と思いますが、金融機関も慈善事業ではありません。
融資をしてその融資を返済してもらうのが本業です。
従って、赤字になるような会社には危なくて融資はなかなかしてくれないのが実情ではないでしょうか。
つまり、予想資金繰り表も毎月黒字にするように考えなくてはならないと思います。
ただし、黒字にしようと思ってウソの記載はダメですよ!

そんなことはありません。きちんと経理をしていて問題がない、又は、ちょっとの認識不足などの時には、修正なしになりますし、指導で終わることもあります。
いずれにせよ、毎月毎月きちんと経理し、税務調査があっても堂々としていられるようにしておくことが大切です。

月次でお伺いした時にこのような質問が出る社長は納税が気になるからだと思います。
当事務所では、期首から6ヶ月を過ぎた頃から、前期の資料に基づき今期の予想を立てて、予想利益を出します。
そして、それに基づいて納税額を計算します。そうする効果は以下の2つです。
* 残りの期間でなんとか目標利益に近づけようと努力する
* 納税額の支払いに対する心構えができる

最近、このような質問が多くなりました。
すぐに必要というわけではないのでしょうが、社長業には資金繰りが一番の心配事。
従って、低い金利で借りられるなら借りておこうと思うのでしょう。
私のアドバイスは「社長の性格による」ということです。
当面使わないお金で、安心感のために借りるのであれば、運転資金とは別の通帳で管理し、そこから元金を返済することができる社長であれば借りてもいいのではないかと思います。
ただし、お金というものはあればいつの間にか使ってしまって、いつの間にかなくなってしまいます。
そのことを分かっているかいないかによって私のアドバイスは違ってきます。

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